奈良県櫛羅（くじら）にある千代酒造
小さな酒蔵ながら、全国新酒鑑評会で9年連続「金賞」受賞を収める実力蔵です。
今年は残念ながら受賞を逃されましたが、本当に美味しいお酒を真摯に作る、その姿勢に多くの日本酒ファンの注目を集めています。
2013年10月、初洗い米により今期の酒つくりがスタート。新米の出来は上々で、今期も美味しいお酒が醸されています。
今回入荷した「純米生原酒」は麹に富山県産五百万石、掛に北海道栗山町産の吟風の組み合わせ。
北海道出身である杜氏の堺氏がこだわった酒米の中で選んだ旭川の吟風。特等米の吟風を65％精米で磨いた純米酒です。味はやわらかく、爽やかな酸味とフレッシ
ュ感が特徴的。
火入れしない、しぼりたて、出来立てをどうぞご賞味ください。
搾り機を使って醪（もろみ）を搾るときに、最初にほとばしるように出てくる部分のお酒です。荒走りとも呼ばれます。
柔らかく優しい甘みがあります。わずかに残る醪があるため、その名の通り「うすにごり」となっております。
荒走りの次に中間層として出てくる部分のお酒です。味、香りのバランスが良いとされます。
透明感のあるスッキリとした味わいで、石清水のようなキリッとした印象です。
責め（せめ）とも呼ばれる上槽時、最後に出てくる部分のお酒です。
かなり練られた濃い味となります。
スッキリとしていて、プラス、コクや旨みのある味わいになっています。
その他、新酒がぞくぞく登場！！
